この冬初めてカシミヤのセーターを信頼できる取引先から入荷しました。カシミヤはその暖かさと軽さのために世界中で認知されている高級な天然繊維。特に強調したいのが軽さ!「あれっ、軽い!」と思ったのは、カシミヤが何十枚も入った荷物が届いて、宅急便の配達員から箱を渡された瞬間です。アルパカが届くとDHLのお姉さまが歯を食いしばってトラックから箱を下していました。「床に置いてください。洋服が入っていますので箱を置いても大丈夫です」こう伝えるとDHLのお姉さまは安堵の表情を浮かべながら事務所の入り口に箱を置くのですが「ドンッ!!」という荷物の重さを証明するような音がいつも鳴り響いていました。
今回届いた箱にはカシミヤが30枚ほど入っていました。箱を持ち上げる時、お腹に力を入れて持ち上げて…あまりの軽さに逆に拍子抜け。さすがカシミヤ。
ただしアルパカの暖かさは間違いないです!自慢じゃないけど、噂通りの北杜市です。ーエフェの事務所は極寒の寒さ。何と言っても冬場の朝、事務所の温度計を見ると大体2℃、3℃です。冷蔵庫って何度だっけ??それでも、10畳くらいの事務所には18℃に設定した石油ストーブ一つしか置いていません。以前にも紹介しましたが、シルクのインナーにカシミヤのタートルネックを重ね、その上にアルパカのニットを着て毎日仕事をしているので、かなり光熱費の節約に繋がっています。光熱費の節約 = 地球温暖化対策 と思いませんか?
昨年からエフェのお店を気に入って通ってくださるお客さまいるのですが、最初は恐る恐るカシミヤをご購入。カシミヤの暖かさに惚れ込んで、次はアルパカを狙っているそうです。一番初めに買われたアンゴラのニット帽は「めちゃめちゃ暖かい!」そうで、少しづつ天然素材の良さに肌で気が付いて、エフェのファンになってくださいました。
ただいま数量限定でヤク100%のマフラーを置いています。ヤクはチベットやヒマラヤで標高3000メートル以上の地域に生息しているウシ科の動物です。冬場に-30℃に到達する過酷な環境で生きていくためにヤクはふかふかのアンダーコートを生やします。れがニットの原料です。この柔らかいアンダーコートは毎年自然に抜け落ちますので動物の毛を取るために殺すことはありません。SDGsですね。ヤクを飼育している遊牧民がアンダーコートをかき集めてできるのがヤクの毛糸です。ですから大変希少です。実際、ヤクのセーターとかマフラーってウールなどと比べるとあまり見かけないですよね。年齢や大きさにもよりますが一頭のヤクから約300g~700gのアンダーコートが取れるそうですが、ウールは900g ~13㎏だそうですので、比較するとやはり非常に少ないですね。
この大変希少な繊維のマフラー、あと数枚しかありません。ご興味のある方は是非お問い合わせください。
Σχόλια